個別教室のアップルの塾インタビュー

どのような生徒さんが通っておられますか？

木下様一番下は小学校低学年から、一番上は高校生・浪人生まで幅広い学年層の生徒さんに通っていただいています。小学生ですと、学校の授業内容のサポートというのが8割くらい。基本的には中学校に入った時にスムーズに授業について行けるようにということで小学校の授業を復習して、できれば中学校の予習も少し先にしておきたいというご要望が多いですね。残り2割は、中学受験を考えている方の受験サポートといった形です。
中学生に関しては、やはり高校受験のサポートを目的とした生徒さんが多くいらっしゃっています。早めに学校の内容を学習して高校受験まで対応できるようにというケースが多いですね。
高校生は、まずは学校の定期試験対策がメインとなっていますが、後の大学受験を見据えていらっしゃる方が多く、多科目に及ぶ受験科目のフォローを希望される方も多くなりますね。

生徒さんのニーズも幅広く、様々ですね。ここが完全1対1の個別指導を展開されている理由なのでしょうか？

木下様やはり一人ひとりの生徒さんに一番丁寧に向き合えるスタイルが1対1なんです。
集団指導や1対複数の個別指導では、見落としがちな細かい部分や途中経過にもフォーカスできることで、それぞれの理解度もきちんと把握した上で指導にあたれます。
また、1対1の場合、講師と生徒が授業の中で会話できる時間も増えますので、今求められている思考力や判断力といったところも鍛えられる機会にもなると考えています。

1対1でコミュニケーションを取ることによって、思考力は養われるものですか？

木下様そうですね。1対1で講師と生徒が会話出来る環境だからこそ、あえて考える余地を与えるような問いかけをすることができ、思考力を養うことができると考えています。また、考えをまとめて話す表現力も養われます。
また、どこからどこまでの範囲だったらできるのか生徒さん自身に決めさせることで、思考力と同時に主体性を磨いていくこともできます。決して教え過ぎずに、必ず考える余地を与え、主体性を育むような指導を心掛けていますね。

普段の指導で意識されていることはありますか？

木下様ひとりひとりの生徒さんの成長に気づき、認めることで自己肯定感を育み、自分自身で積極的に勉強に取り組めるようなやる気UPの姿勢を育むことを意識して指導を行っているところが大きなポイントだと思います。
生徒さんに共感することを大切にしているのと、集団授業や1対複数授業だとなかなか気づけないところまで生徒さんの小さな成果も認めるというところ、前はここができなかったのが、できるようになったねとか、そういうその子の進歩を「認めること」がやる気に繋がっていると思います。

なるほど。とことん褒める・認めてあげることに重きを置かれているんですね。ちなみに、生徒さんを叱ったりはされないんですか？

木下様必要なときには叱りますよ。ただ、生徒さんを叱る時には、なぜ叱られたのかということを考えさせています。なぜ叱られたのか、どうしたら良かったのかというのを生徒さん自身で考えることで、どこが悪かったのかを自ら考え改善することができます。また、ただ褒めればいいかというとそれも違うと考えています。褒めることを目的にし、褒めることでモチベーションあげようという安易な考えは、褒める行為そのものを意味のないものとしてしまいます。大げさにすごく褒めたり、必要以上に叱るようなことはせず、実際にできた事をしっかりと「認めること」を大切にしています。

保護者の方から、御社に対してどのようなお声をいただきますか？

木下様一番よく挙がる声としては、先生がよく認めてくれるので、それが自信になって点数が上がりましたという声ですね。また、親子の関係だと、中々褒める機会が少ないこともあるようで、先生は褒め上手ですねと言われることは多いです。また、東北大学出身者をはじめ、県内の出身者が多く、地域の受験情報を自身の経験としても理解できている講師が多いというのも強みですね。

そのような先生方を集められている、または育成できている仕組みについて教えていただけますか？

木下様当社にはAPPLE　CREDOというものがございまして、当社が大切にしている理念、そして、理念に基づいた行動指針や行動基準などを記したものになります。いわゆる働く上で大切にしてほしい3つの理念「生徒の自己肯定感を育むために、とことん一人ひとりを大切にする。」「生徒に学びの楽しさを伝えるため、自ら真摯に学び続ける。」「生徒が課題を乗り越え目標を達成するために、共に強い意志を持って努力し続ける。」を講師にあらかじめお伝えして、どういったところで・どういう風に褒めたら良いのか、どういう風に教えたら成績アップにつながるのか、そういったところまで研修の中で伝えています。
また、採用時にも9段階の審査を設けており、この厳しい審査をクリアした人だけが個別教室のアップルの講師として働くことができます。

会社として、仙台「四方よし」企業大賞「大賞」を受賞されたそうですね。

木下様この賞は、仙台市が多様化する地域課題の解決に対し、地域社会の発展および市民生活の向上に寄与する取り組みを行っている市内の企業を表彰するものです。当社では、宮城県の不登校やいじめの教育課題に対して貢献できることはないかと考え、学校PTA等と連携し、どのようにすれば自己肯定感が醸成されるのかというセミナーを開催しており、この取り組みが評価され受賞となりました。また、育児休業に入る従業員の要望に合わせて、2015年からいち早くテレワークを導入しており、離職者を出さない環境づくりなどにも取り組んできたことや、多様な働き方やワークライフバランスを実現している企業として、地域からも高く評価されています。

地域情報に強いというのも特徴だと伺いました。

木下様設立から20年以上にわたって地域に根ざしての教室展開を図っており、本社も教室もすべて宮城県内で展開していますので、宮城県内の学校や受験に関する情報の蓄積と情報の精度は自信を持っております。県立・私立の中学校の情報はもちろん、高校受験においても県内の高校の情報を網羅した上で、学校別の対策をノウハウとして培ってきており、各講師にも研修の中でノウハウを落とし込んでいますので、より正確で的確な情報を生徒さんに伝えることができます。大学受験も志望校選択から、受験科目に特化した対策まで、丁寧にサポートしております。

それらの豊富な情報を、学習計画などにも生かされているわけですね。

木下様そうですね。例えば、高校受験の場合、入会時の宮城模試の点数と入試までの期間でどれぐらい点数を上げるか、また、公立高校入試には評定も含まれる為、現在の評定も点数化した上で志望校を決め、志望校合格に向けた最適なカリキュラムを提案しています。

成績管理も先生が行ってらっしゃるんですか？

木下様はい。生徒さんの成績に関しては、全てデータで管理しています。過去の生徒さんの成績データの蓄積もあるので、今の成績だったら、この学校とこの学校の合格ラインには将来的に到達する可能性があるといった話を過去事例をもとに伝えることができます。また、その生徒さんがどのような授業を取っていたかというところまでデータ化していますので、コース選択をする上でも大変参考になるとお声をいただきます。教室長と講師が連携してきめ細やかなサポートを行います。

学習環境についての取り組みを教えてください。

木下様効率良く成績を上げていくためには、勉強に集中できる環境作りも大切だと考えています。
安心して授業を受けて頂く為に、全教室に防犯カメラの設置しセキュリティシステムを導入しておりますし、入退室時に自動で保護者の方へお知らせを送るメールシステムも導入しております。また、全ての教室が地下鉄の出口すぐまたはバス停の近くにあり、生徒さん一人でも安心して通塾頂けます。

コロナウイルスの感染予防対策についても教えてください。

木下様生徒さんと講師の安全を第一に考え、マスク着用、検温、定期的な換気・消毒の実施はもちろん、各個別ブースの生徒さんと先生の間にビニールカーテンを設置するなど、様々な予防対策を実施しております。また、授業に関しても通常通り教室での受講も可能ですし、自宅で1対１のオンライン授業を選択頂くことも可能です。＊オンライン授業は全国対応

料金システムについて教えて下さい

木下様ほとんどの塾では入会金や年会費といった料金を導入し、テキスト代等の名目で授業料以外の料金が発生するケースが多いのですが、個別教室のアップルでは入会金・年会費はもちろん、テキスト代もいただいておりません。完全に授業料のみの明確でわかりやすい料金形態となっています。

それはすごいですね。なぜ入会金・年会費不要のシステムを導入されているのでしょうか

木下様生徒さんに、金銭面でも安心して通っていただきたいからですね。また、一人でも多くの方にアップルの1対1授業で学力を伸ばしていただきたいからです。
また、生徒さんの目的や学年に合わせたコースをご用意していますので、苦手科目や受験科の受講のみでも、もちろんOKです。まずはご気軽にご相談いただきたいです。

学習システム・指導方法・料金に至るまで生徒さん一人ひとりのために、安心して授業を受けてもらうための環境つくりをされていることが非常によく分かりました。本日はありがとうございました。