塾選びの決め手となるポイント7選をご紹介!世代別の塾選びのポイントとは

「塾に通わせたいけど、どの塾がよいのかわからない」と悩む人は多いでしょう。実際に塾といっても進学塾や補習塾などさまざまな種類があり、そのなかから最適な塾を見つけ出すのは困難です。

そこで今回は、お子さまの塾選びの決め手となるポイントを7つご紹介します。また、学年別の塾選びのポイントについても紹介するため、塾に通わせることを検討している方は参考にしてください。

みんなはどんな基準で塾を選んでいるの?

塾を決める際、皆さんはどんな基準で塾を選んでいるのでしょうか。
当サイトのアンケートによると、1番は、安全に通える範囲にあるか?駐車場があるか?といった「塾の立地」で、全体の43%を占めています。
続いて多いのは「講師の情報」です。熱心に教えてくれる先生かどうか、気になる方が多いようです。
3番目は「授業料や合格実績」となっています。授業料や教材費はどれくらいかかるのか、目指している学校の合格実績があるかなども塾選びの大切なポイントです。

出典:2021年塾ナビ調べ

塾の立地について

塾へのアクセスは、塾選びにおいてとても大切です。
家から近いところにある塾だと保護者の方も安心できますし、塾に通うお子さま自身も楽に通うことができます。
また、学校から直接通う場合は、塾が通学路の途中にあるか、遠すぎないかなどという点にも注意が必要です。車で送り迎えされる方にとっては、駐車場があるかどうかも気になるポイントです。
通いやすく、安心してお子さまを通わせられる塾を選ぶことが大切です。

講師の情報について

どのような講師が教えてくれるのか、信頼できる講師なのか気になる方も多いでしょう。HPや資料から講師の実績を確認するのも1つの方法です。講師の研修制度が充実している塾だと、安心できますよね。
気になる塾が決まったら、体験授業に参加してお子さまとの相性を確認することをおすすめします。
優しい先生が合うのか厳しい先生が合うのかは人それぞれです。
指導力という点においても、熱心な先生が合うか、質問がしやすい先生が合うか、実際に授業を体験して確かめましょう。

授業料について

授業料がどれぐらいかかるのか、受けられる授業と比べて適切な費用かどうかを確認することも大切です。
授業料は、塾の授業形式や、週に何コマ受講するかによって大きく異なります。

詳しく知りたい人にはこちらの記事がおすすめです。

塾選びの決め手となるポイント7選

お子さまを塾に通わせることを検討しており、どのような塾がよいのか迷っている人は多いでしょう。ここからは、塾選びの決め手となるポイントを7つご紹介します。

塾選びの決め手1:相性のよさ

塾選びにおいてお子さまとの相性のよさは、最も重要です。どれだけ評判がよい塾に通ったとしてもお子さまとの相性がよくなければ、ストレスがかかったり、勉強に集中できなかったりするため、効果を発揮できないでしょう。たとえば、お子さまの性格に合わせて個別指導か集団指導かの指導方式を決める必要があります。

個別指導とは、講師1人に対して生徒が1人、もしくは2~5人程度の少人数制の指導方式です。自身のペースでコツコツと勉強したいというお子さまには、個別指導が向いているでしょう。一方で、周囲のライバルと競い合いながら勉強をしたいというお子さまには、個別指導は向いていないかもしれません。

周囲のライバルと競い合いながら切磋琢磨したいお子さまの場合は、集団指導が向いているでしょう。集団指導は、講師1人に対して数十人の生徒がいる指導方式です。同じ目標を持つ生徒と切磋琢磨できるため、勉強のモチベーションが上がりやすいでしょう。一方で、積極的に質問ができないお子さまや、集団での授業についていけないお子さまには、集団指導は向いていないかもしれません。

塾選びの決め手2:目的との適合性

塾は、日本全国に数多く存在します。塾ごとに得意分野や指導方針は異なるため、塾に通う目的に合った塾を選ぶことが大切です。

「志望校に合格したい」「学校のテストの成績を上げたい」「学校の授業の補習をしたい」など塾に通う目的はさまざまあるでしょう。塾選びでは、こうした目的を達成できる塾を見つけることが大切です。

たとえば、志望校への合格が目的の場合は、受験対策に特化した進学塾がよいでしょう。進学塾では、志望校への合格を目指したカリキュラムが組まれているため、効率的に受験対策ができます。進学塾によっては、進路相談を行っていたり、受験に関する最新情報を提供していたりするなどサポート体制が充実しているところもあります。

また、学校のテストの成績を上げたいお子さまや、学校の授業の補習をしたいというお子さまには、補習塾がおすすめです。補習塾では、学校での授業の予習・復習をメインで行ってくれます。テスト前には、テスト対策も行ってくれるため、成績アップにも貢献できるでしょう。

ただし、進学塾や補習塾といっても得意分野や指導方針は塾によってさまざまです。そのため、目的が達成できる塾を選ぶようにしましょう。

塾選びの決め手3:柔軟性がある

塾を選ぶ際には、カリキュラムの柔軟性についても確認しましょう。たとえば、授業時間を選択できたり、休んだ際の振替制度があったりするなどがあります。

塾の授業時間は、50~90分などの間で設定されるのが一般的です。塾によっては、50分コースと90分コースにわけられており、生徒が選択できるところもあります。授業時間が選択できることで、学校の部活や習い事などを行っていても通いやすいでしょう。

また、体調不良や学校の部活などで塾を休んだ際に、別日に同じ授業を行ってくれるのか確認することも大切です。振替制度がある塾であれば、授業に遅れる心配はないでしょう。

このように塾を選ぶ際には、授業時間や振替制度などの柔軟性がある塾を探しましょう。ただし、柔軟性が高いがあまり、塾をサボったり、授業回数をこなすのが目的となったりする可能性もあるため、慎重に選ぶことが大切です。

塾選びの決め手4:合格実績・指導実績の豊富さ

塾を選ぶ際には、実績が豊富な塾を探しましょう。特に志望校へ合格するのが塾に通う目的の場合は、その志望校の合格実績が高い塾を選ぶことが大切です。可能であれば、志望校に合格した生徒の学力が入塾時どの程度だったのかも聞いておきましょう。志望校に合格した生徒の学力と、現時点でのお子さまの学力を比べることで、受験対策のモチベーションが高まるでしょう。

また、学校の授業の補習が目的の場合は、お子さまの学校の生徒に対しての指導実績がある講師を選ぶことも大切です。指導実績が多い講師であれば、その学校のテストの傾向などに精通している可能性があるため、成績アップを目指せるでしょう。

塾選びの決め手5:自宅との距離

塾を選ぶ際には、お子さまとの相性や、実績なども大切ですが、自宅から塾までの距離についても確認しましょう。自宅から塾の距離が遠すぎると、塾に通うのがきつくなったり、勉強の時間が削られたりします。さらに、中学生や高校生になると塾の終わり時間が22時を過ぎるケースが多いです。そのため、お子さまの送迎をしていないと、夜道が不安になる人もいるでしょう。

自宅から塾までの距離は、4キロ以内が最適です。4キロ以内であれば、徒歩で約50分、自転車で約20分、車で約10分の距離であるため、通いやすいでしょう。

塾選びの決め手6:授業料

塾を選ぶ際には、授業料も確認することが大切です。塾は、年間で数十万円以上支払うケースも多く、決して安い金額ではありません。そのため、塾を選ぶ際には、予算も加味することが大切です。

なお、月額授業料はリーズナブルな金額だったとしても、追加オプションによって高額となる場合もあるため、授業料を確認するときには年間にかかる費用を確認することが大切です。

塾選びの決め手7:手厚いサポート体制・設備

塾選びの際には、サポート体制が充実しているのかも確認することが大切です。カウンセリングによるお子さまのメンタルケアや、保護者面談の実施など、勉強以外のサポート体制が充実していると、勉強に関してトラブルがあった際にもスムーズに解決できるでしょう。

特に受験を控えているお子さまは、ストレスやプレッシャーなどをかかえているケースが多いです。そのため、勉強だけでなく親身になって接してくれる塾を選ぶとよいでしょう。

また、自習室の有無も確認することが大切です。自宅では勉強に集中できないというお子さまは、人目のつく自習室で勉強したほうが効率的に勉強できるでしょう。

小学生・中学生・高校生の塾選びのポイント

お子さまの学年によって塾の選び方は若干異なります。ここからは、小学生・中学生・高校生の塾選びのポイントについて見ていきましょう。

小学生の塾選びのポイント

小学生が塾に通う目的は、中学受験の対策もしくは学校の授業の補習が多いです。中学受験の対策を行う場合は、志望校のコースがある塾を選びましょう。

学校の授業の補習を行う場合は、お子さまとの相性が最も大切です。小学生は、学習習慣が身に付いていないお子さまが多いでしょう。そのため、「勉強が楽しい」と思わせて学習意欲を高めることが大切です。

中学生の塾選びのポイント

中学生になると学校の部活や習い事を行うお子さまも多いでしょう。そのため、これらと両立できる塾を選ぶことが大切です。たとえば、お子さまの学習ペースに応じてカリキュラムを組める個別指導の塾は、部活や習い事と両立しやすいでしょう。

また、定期テストの対策を行ってくれる塾もおすすめです。高校受験を合格するには、内申点が重要となり、内申点を上げるにはテストの成績を向上させる必要があります。定期テストの対策によって、テストの点数を上げれば、内心点も向上できるでしょう。なお、受験対策で塾に通う場合は、志望校の受験対策ができる進学塾を選びましょう。

高校生の塾選びのポイント

高校生の塾を選ぶ際には、定期テストの対策を行ってくれるのかを確認しましょう。講師のサポートを受けながら定期テストの対策をすれば、大学受験に必要な知識を身に付けられます。また、大学の推薦を狙っている場合は、定期テストの成績が重要です。

実際に通っている人の口コミを見てみよう!

これまでご紹介した通り、塾選びのポイントはたくさんあります。
ホームページの情報だけでは、よくわからない部分もあるでしょう。塾からの情報だけでなく、実際に通塾されている方の口コミを参考にすることで、お子さまに合う塾を選ぶヒントになるでしょう。

塾ナビでは、実際に塾に通われた方の口コミを参考に人気の塾をランキング形式でご紹介しています!

まとめ

今回は、塾選びの決め手となるポイントについて解説しました。塾選びの決め手となるポイントは、お子さまとの相性や目的との整合性、システムの柔軟性、実績の豊富さなどです。ほかにも、自宅からの距離や授業料、サポート体制についても確認しておく必要があります。

また、学年によっても塾選びのポイントが異なります。小学生の場合は、勉強が楽しいと思わせて学習習慣を身に付けるために、お子さまとの相性がよい塾を選びましょう。中学生・高校生の場合は、定期テストの対策を行ってくれるのか確認することが大切です。

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