- 対象学年
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- 小1~6
- 中1~3
- 授業形式
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- 集団指導
- 特別コース
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- 中学受験
- 高校受験
- 総合評価
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3.65 点 (238件)
※対象・授業・口コミは、教室により異なる場合があります。
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ニスコ進学スクールの塾インタビュー
本ページは、インタビュー及び、塾様から提供いただいた情報を元に作成しました。
北海道地区で地域密着型の学習塾を複数展開するニスコグループ。ニスコに通えば上位校に合格する、クラスの成績上位を目指せると、地域で評判の学習塾です。今回は、ニスコグループの中でも上位校合格者が多かった、ニスコ進学スクール宮の沢教室の百石教室長にお話をうかがいました。
目指せ学年上位!塾生の81.6%が難関上位・中堅校に進学する、実力派集団塾
中学生の生徒さんはどういった目的を持って通塾される方が多いのでしょうか?
百石教室長ほとんどの生徒さんが高校受験合格を目的に通塾されています。加えて、学年上位を目指したいというニーズを持った生徒さんも多いです。当塾は各地域の中学校で学年上位の子を多く輩出しているという実績があるので、その部分をご評価いただいているのだと思います。
また、北海道内でも学力が高い学校が集まる文教地区に限り、激戦区の中で成績トップを目指す「NISCO plus」という教室も用意しております。こちらでは、全国基準のハイレベルな授業を展開しているので、難関校を目指す方にご紹介しています。
学年上位の成績を取る生徒さんが多いというのは素晴らしいご実績ですね。受験のご実績についてはいかがでしょうか?
百石教室長今年の卒業生については、当教室では塾生の6割以上、ニスコグループ全体では塾生の半分以上が北海道地区でいわゆる難関上位校と呼ばれる高校へ進学しました。これはもちろん、季節講習だけ受講した方や、模擬テストだけ受講に来た方の合格実績は含まないデータです。
純粋に通塾している方の約半数が上位校へ進学されたと。他塾さんでもなかなか聞かない高い数字ですね。入塾の際の条件はあるのでしょうか?
百石教室長入塾テストは設けており、現時点での学力がどれくらいかは入塾の際に見させていただきます。ただ、これは成績で足切りをするためのテストではありません。
例えば最近、中学1年生の学年末テストで5教科合計290点だった女の子が入塾されたのですが、中学2年生の1学期にあった北海道定期試験では5教科合計410点。3か月間で120点アップと、一気に学年上位が狙える位置まで成績が上がりました。初めから勉強が得意な子しか入れない塾では、塾の価値がありませんので、きちんと授業に来てくれる子であれば大歓迎。入塾後、成績上位層まで伸ばすのは私たちの仕事です。
よくわかりました。それでは、小学生の生徒さんはいかがでしょうか?生徒さんの状況によって選べるコースがあるのでしょうか?
百石教室長そうですね、小学3・4年生の中学年には基礎を学びたいという子が多いです。そのような子たちのために当塾では「サンシローくらぶ」という基礎学力育成コースをご用意しています。生徒さんそれぞれの学習状況に合わせて指導する、1クラス3~4人編成の個別指導スタイルに近いコースです。
また、標準からやや応用レベルの学力育成を目的とした生徒さんはスタンダードコースに通っています。こちらは小学4~6年生の生徒さんが対象になっており、この先に控えている受験を見据えて勉強している生徒さんが多く通塾されています。
- 宮の沢教室 百石教室長
- 広くて清潔感のある教室
学習単元を的確に整理し、学校で活躍できる子を育てる
ニスコグループ様では個別指導の教室も運営されていらっしゃいますが、ニスコ進学スクールは集団指導塾ですよね。個別指導塾に対しての優位性はどういうところにあるのでしょうか。
百石教室長やはり、同じくらいの学力の子たちが集まる空間で一緒に勉強できることが、生徒さんにとって一番のメリットだと思います。隣に机を並べた近距離で互いに励まし合い、また競い合いながら勉強する環境が、生徒さんにとって非常にいい刺激になっているようです。私の担当しているクラスでも授業の中で小テストを行ったり、結果を発表したりするのですが、「やった、勝った!」「負けて悔しい、次は勝つ!」などと声が上がって、盛り上がるんですよ。
また、個別指導の特徴は、学校授業で教わった単元の中で理解度が低い部分を講師がフォローする授業ですが、集団指導の授業は学校よりも単元を先取りし塾主導で指導します。あらかじめ塾で得た知識を持って学校の授業で復習するスタイルなので、当然他の子たちよりも理解が深く、学校授業で発言機会が増えますよね。学校での発言行動は内申に関わる重要ポイントなので、学校の先生からの評価が変わったと喜んでいる子は多いです。
学習単元の先取りにおいて、どのような点が重要なポイントとなりますか?
百石教室長週2~3回の通塾で、学校の授業をいかに先取りするかと考えると、学習ポイントを的確に整理した高濃度の教材でないと不可能です。そのため、当塾ではオリジナルの教材「スタディマスター」を授業で使っています。この教材は、単元ごとに知識・理解・定着・思考という各学習場面を設定し、効率的な授業を展開できる仕組みのものです。加えて、中学校の定期試験でいかに高得点を取るかということに特化して作っており、生徒さんから集めた各中学校の定期試験問題をデータ化し、その分析に基づいて適宜更新をかけています。
随時、各学校のテスト問題や傾向が反映されている教材ということですね。
百石教室長そうですね。特に札幌という地域は、エリアによって学力差が広がりがちです。基本的に札幌の中央区の学校はレベルが高く、中央から外れるほど下がるという傾向にある。当塾の教材は、中央区の子たちにも満足してもらえるよう、あえて妥協せず高いレベルで作っています。
正直なところ、ここまで高いレベルの応用問題はテストに出ないという学校の生徒さんも通っているのですが、その先の高校受験まで見据えると必要になる。中央区の子たちと同じ土俵で闘うわけですから。当塾では学校ごと、生徒さんごとに必要な学力を区別せず、高いレベルで授業を行っています。
- 学習ポイントが的確に整理されたオリジナル教材
- 定期試験の得点アップに特化して作られています。
個別指導に勝るとも劣らないバックアップ体制
札幌の中央区でも通用する教材を使われているとのことですが、レベルの高さゆえに、授業についていけない子が出た際は、どのようなフォローをされているのでしょうか?
百石教室長基本的には1クラス15名程の少人数制なので、一人ひとりに目が行き届く指導ができるようにしております。
その上で当塾では、毎回必ず授業で小テストを行い、理解が不十分だった生徒さんには、授業後に個別対応をしております。授業後に教室に残り、追試を行ったり、別日に塾へ来てもらい追試をしたりと、アフターケアは常に意識しているところです。
テストで苦手分野をあらわにし、理解度をチェックする。シンプルかつ効率的ですね。
百石教室長できる限り講師から手を差し伸べて個への対応を行いますが、当然こちらからの一方通行では手が足りず、埋もれてしまう子たちが出る可能性もあります。そういう子たちをつくらないために、生徒さんから積極的に質問に来てもらう仕組みが必要だと考えました。理解度が足りないと判断されると教室に残って追試を受けなければならないという微量なプレッシャーをかけることで、生徒さん自らわからないところを質問しに来てくれるようになり、効率的にフォローができていると感じています。
集団塾で有りながら、個別指導のように一人ひとりへのバックアップ体制が万全ですね。他の集団塾から転塾される方もいらっしゃるのでしょうか?
百石教室長そうですね、他塾さんと比較すると、授業料が安価なのに質が良いというお声を保護者の方から多くいただいております。例えば、授業とは別日に行う、土日の定期試験対策。いつも学校の試験が始まる約1か月前に開講するのですが、これは授業の月謝内で行っており、別途費用をいただくことはありません。ここまで手厚く見てくれるのかと、お子様だけでなく保護者の方からもお喜びいただいております。
- 通常授業とは別に試験対策も手厚くフォロー
プロ講師だからこそ、磨かれる合格力
実際の生徒さんのエピソードを教えてください。
百石教室長中学3年生の夏まで野球部での活動を頑張っていた男の子のエピソードです。札幌のトップ校である、札幌南高校で野球がしたいと夏明けに入塾してきました。しかし、その夏の北海道学力コンクールで出た判定は、合格可能性が2%。11月のテストでも、合格可能性10数%でした。正直なところ難しいと伝えていたのですが、その子はどうしても札幌南高校で野球がしたいと、毎日のように塾に来てわからないところを講師に質問していました。そしてチャレンジで受験した結果、見事合格し、札幌南高校が甲子園に行った年にマウンドでピッチャーをしていました。私はテレビでその姿を見ていたのですが、号泣しましたね。
奇跡の逆転合格ですね!通塾されている他の生徒さんも心強く思っているエピソードでしょう。受験指導はどのようなアドバイスをされているのでしょうか?
百石教室長塾に入った意味を考え、現時点での身の丈に合った学校選びはしないように伝えています。将来何になりたいか、どういう道に進みたいかを考えて高校は選ぶべきです。どんな夢を持ったっていい、どんなに高い目標でも構わない。講師たちは君の願いに応えられるよう頑張るから、一緒に頑張ろうと話をしています。
また、北海道の高校はそれぞれ校風が特徴的です。札幌南高校は校風が自由で、楽しそうな雰囲気。札幌北高校は真面目で勉強熱心。生徒さんごとの性格、キャラクターを考えて、どちらが合うかは提案しています。
校風や生徒さんの適正、将来やりたいことなどを見ながらアドバイスされているのですね。高いスキルと経験を持った講師だからこそできる進路指導です。
百石教室長はい。当塾の講師は全員、生徒さんの合格力と成績を上げることにとことんこだわるプロ講師たちです。何を教えるべきか、自発的に教材を研究し、授業後は毎回反省点を内省しています。結果を出すことが当たり前、期待に応えられないのはプライドが許さない、そんなプロ意識を持った講師が揃っています。
良い講師が揃っているのは、集めたというよりは育ったというべきですね。私の先輩講師もそうでしたが、もともとニスコの立ち上げ当時から、指導に熱い想いを持った方々が多かった。講師教育については実に現場主義で、先輩の指導にかける姿を見て若手が育っております。
先輩の背中を見て高い基準を持った方々が自然と育成されていると。講師の質の高さを、文化にまで昇華できている塾はなかなかありません。創立33年という歴史ある塾だからこそできることですね。
- 生徒の合格にとことんこだわります
入試対策はニスコにお任せ!信頼厚い地域密着塾
「塾へ行かせるなら、まずはニスコ」という声が学校内でも上がるという、地域でも人気のニスコさんですが、どうやって地域の方々の信頼を勝ち取ったのでしょうか。
百石教室長保護者の方からは、集団指導ながら手厚い指導を行っている点が評価されたのだと思っています。
また、地域の皆様にご支持いただけたからなのか、北海道テレビさんから依頼があり、入試解答速報番組の解説に抜擢されました。受験シーズンは各教科の担当者がテレビ局で問題をその場で解き、解説を行っています。
入試において地元のマスコミからも支持されている塾なら安心感があります。最後に、生徒さんにはどういった成長をして欲しいとお考えですか?
百石教室長生徒さんに伝えているのは、高校進学までに自分なりの勉強スタイルを確立して、自分で勉強できるようになってくださいということです。講師はあくまで勉強を手助けする存在だと念を押しています。塾に通っていると、手取り足取り指導してもらえて、今その子が勉強するべきことを教えてくれるので、依存してしまう子もいます。そうはならないように、学習面で自立できる子になってほしいと思っています。
本日はありがとうございました。
- 今回取材させていただいた「宮の沢校」
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