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高学館の塾インタビュー
本ページは、インタビュー及び、塾様から提供いただいた情報を元に作成しました。
大阪南部を中心に14校を展開している高学館は、「現役生は最後まで伸びる!」を合言葉に、第一志望の合格にこだわる現役大学受験専門塾です。関西の国公立や有名私立を中心に、毎年数多くの大学合格実績を積み上げてきたその理由は、勉強が苦手な学生でも「逆転合格力」を身につけられる独自の指導方法にあります。今回は、そんな高学館ならではの現役合格の極意について、松原本校の校舎長・阿曽沼里佐子様にお話を伺いました。
プロ講師による「ハイブリッド指導」で、現役合格を実現
塾生の状況に合わせた授業形態で現役合格を実現
まずは、高学館がどのような塾であるか、概要と特長を教えてください。
阿曽沼様高学館は、第一志望の合格を目指す現役大学受験専門塾です。1999年の設立以来、長年にわたって蓄積されたノウハウと情報を最大限活用し、数多くの現役合格生を送り出してきました。 そのなかでも特に、塾生からのニーズが高い関西圏の国公立大学や、関関同立・産近甲龍など有名私立大学の受験に強いのが、高学館の特長です。2023年度の実績では、京都大学や大阪大学をはじめとする国公立大学に、425名の塾生が合格! また、関関同立には1,430名、産近甲龍には1,061名が合格しました。
素晴らしい合格実績ですね!現役合格を実現する秘訣は、高学館独自の「ハイブリッド指導」にあると伺いました。
阿曽沼様ハイブリッド指導は、「集団指導」と「個別指導」を両方行っている高学館だからこそ実現できる、現役合格のための指導メソッドです。塾生は受講する科目ごとに、「集団のみ・個別のみ・集団+個別の併用」を選択することができます。 たとえば「5教科のなかで数学だけ特に苦手」という場合には、数学だけ個別、他の4教科は集団といった使い方ができます。このように、「集団指導」と「個別指導」をフレキシブルに組み合わせることで、塾生一人ひとりの現状や目標に合わせて、確実に学力を伸ばしていくことができます。
「集団指導」と「個別指導」では、それぞれどんな指導をされていますか?
阿曽沼様「集団指導」では、仲間たちと競い合える小集団の授業を行っています。授業のカリキュラムは、基礎・基本の徹底からスタート。まず高校1年生からは、塾生が通う学校の授業内容に合わせた講座で、学校での成績アップを図ります。そして高校2年生の2学期からは、到達度別・志望校別のクラス編成にすることで、同じ目標を持つ仲間と競い合いながら、現役合格を本気で目指せる環境を整えています。 一方、「個別指導」では、大学受験専門塾の高学館だからこそできる“特別な個別指導”を行っています。これは一般的な補習塾が行っている個別指導とは一線を画すもので、学校の成績アップや特定科目の弱点克服を目指しつつ、あくまでも大学受験を目標とした指導を行っているのが特長です。ですので、大学受験が目的の現役高校生は「集団授業メイン」、中学生は「個別指導メイン」で選択される場合が結果として多いです。
「集団指導」では、少人数制にこだわっているそうですね。
阿曽沼様高学館では、5~30名程度の少人数でクラス編成を行っています。受験を控えた高校3年生でも、なるべく1クラス30人以下に押さえ、人数が増えた場合はクラスをもう一つ増やして対応しています。大手予備校などでは、100~200人の学生が1つの教室で授業を受けることも多々ありますが、これではどうしても一方通行の授業になりがちです。少人数制のクラスなら、講師が塾生一人ひとりの様子にしっかりと目を配り、授業の内容を理解できているか確認しながら、「一人も取りこぼさない」授業を行うことができます。
塾生への指導は、どんな講師陣が担当されていますか。
教科別担任制講師による分かりやすい指導。
阿曽沼様高学館で指導を行っているのは、適切な審査で選ばれ、高学館独自の研修で鍛え抜かれたプロ講師です。「集団指導」を担当する講師は、各教科の“専門性”と高度な“指導力”を備えた、プロフェッショナルな人材が揃っています。塾生との“対話力”も重視し、研修ではコーチング理論やコミュニケーションスキルアップのためのメソッドも導入しています。 そしてさらに、「個別指導」を担当するためには、選抜試験に合格した上で、3~4か月の研修と複数回の試験をパスしなければなりません。大手予備校に引けを取らないプロ講師による指導には、高学館ならではの“合格の極意”が散りばめられており、これが毎年多数の合格実績へと繋がっています。
目指すは第一志望!夢を現実に変える、驚異の逆転合格力
勉強が苦手な塾生でも、第一志望の大学を目指せるのでしょうか。
阿曽沼様高学館では、「塾生のポテンシャルを最大限に引き出すこと」をモットーとしています。定期的、かつ必要に応じて行われる個人面談では、塾生の現状と課題、そして「今なすべきこと」を、校舎の責任者と塾生が共有します。そして、個々に合致した学習プログラムを提供することで、第一志望合格という目標を維持し、実現へと導きます。「第一志望をあきらめない!」という強い気持ちさえあれば、勉強が苦手な塾生たちも、圧倒的な“逆転合格力”を手に入れることができます。
実際に“逆転合格力”を発揮した、具体的な塾生のエピソードがあれば教えてください。
阿曽沼様そうですね。印象に残っているのは、生野高校のサッカー部だった男子生徒です。彼は高校1~2年はずっと部活漬けの毎日で、部活引退後、高校3年の6月に入塾した時点では、正直なところ下から数えた方が早いくらいの成績でした。模試もずっとE判定でしたが、夏休みに毎日10時間以上勉強して基礎を取り戻し、受験直前ギリギリの11~12月に成績がアップ。受験本番では、今までで一番高い点数を取り、大阪公立大学に現役で合格しました。 また、英語が苦手だった女子生徒が、難易度の高い英語入試で知られる同志社大学に合格した例もあります。彼女は入塾後のクラス分けテストで、3段階のうち1番下の英語クラスからスタートしましたが、夏休みの頑張りと最後の追い込みが功を奏し、見事に現役合格を果たしました。
まさに大逆転ですね!志望校選びでは、どんなアドバイスを心がけていますか。
阿曽沼様志望校がまだ決まっていない塾生の場合は、「将来は何がしたいか」から逆算して、学部を選ぶところから一緒に考えていきます。この段階では、現状の学力や偏差値には捉われず、塾生が本当に行きたい大学を選ぶようにしています。こうして面談を重ねて第一志望を決めた後は、たとえ模試の判定が厳しくても、よほどのことがない限りは志望校を変えませんし、塾側の都合で志望校のランクを下げさせることもありません。あくまでも、狙うは第一志望です。 その代わり、第二・第三志望の大学を調整することはありますね。「第一志望のことは調べ尽くしたけど、それ以外の大学はどんなところかよくわからない」という塾生も多いので、受け皿となる大学の情報を伝えるなど、塾生の将来を考えて寄り添ったアドバイスを心がけています。
独自のカリキュラムと教材が効果を発揮。定期テストや推薦入試も対策万全
現役合格へと導くための、カリキュラムや教材について教えてください。
阿曽沼様「現役生は最後まで伸びる!」を合言葉に、それぞれのスタートラインから合格までの道程に合わせた講座を、計画的に受講できるようにしています。各教科テーマ別のカリキュラムは、第一志望に合格するために必要な学力と知識を、段階的・計画的に身に付けられるよう構成されています。また、講座で使用する教材は、高学館が蓄積した受験ノウハウを満載したオリジナル。この教材には、重要事項や入試必出の事項を分野別に効率よく掲載しているので、受験直前まで復習に使うことができます。
学校の進度に合わせた、定期テスト対策にも力を入れているそうですね。
過去問を使った授業を行うため、
推薦希望者の増加にも対応。
阿曽沼様「地域密着」を掲げる高学館では、通っている高校の授業内容に合わせた定期テスト対策が可能です。例えば、松原本校は生野高校、針中野高は東住吉校、近鉄八尾校は八尾高校を対象とした「定期テスト対策講座」を行っています。各高校のテストに合わせた日程で、各高校の過去問を使って授業を行うため、講座を受講すれば目に見えて成果が現れます。この講座は塾生以外も申し込むことができるので、塾生はもちろん外部生にも毎回好評なんですよ。
最近では、推薦入試を希望する学生も増えています。こちらの対策は?
阿曽沼様指定校推薦の場合は、評定平均を上げるために、高校の定期テストで継続して結果を出すことが重要になります。先ほどの定期テスト対策講座はもちろん、完全に指定校狙いという塾生であれば、高校ごとに一層きめ細やかな指導が受けられる「個別指導」で対策するのも有効ですね。またAO入試の場合は、受験前に面接や小論文の練習などを無料で行っています。大手塾ではなかなか推薦対策まで手が回らないと思いますが、高学館では推薦はもちろん、多様化する大学入試制度にも細やかに対応しています。
現役合格のカギは、自習の仕方にあり。自習室とKトレの活用でさらに学力アップ
現役合格の成否を分けるのは何か、ずばり教えてください。
阿曽沼様これまでに申し上げた通り、高学館では独自の指導やカリキュラムなどを駆使して、塾生を徹底的にサポートしています。しかし、現役合格の最後のカギを握るのは、やはり塾生自身の“やる気”と“本気”です。学校や塾の授業をただ漫然と受けるだけではなく、自分自身でどれだけ真剣になって勉強に取り組むか、つまりは自習する時間を多く確保することが必要です。だからこそ高学館では、自習室の活用を塾生に強く勧めています。「個別指導」の受講者にも、週に1~2日は自習室で学習内容の復習を行うよう指導しています。
なるほど、やはり自習が大切なんですね。自習室はどのように利用できるか、塾生の一日の流れと合わせて教えてください。
“分からない”をすぐに解消できる
阿曽沼様自習室は全校舎に設置されていて、朝から晩までほぼ一年中利用することができます。しかも、全校舎の自習室を自由に利用できるので、例えば平日は学校の近くにある校舎、週末は自宅の近くにある校舎に行って自習をすることも可能です。校舎にはもちろん講師が常駐していますので、自習でわからないところがあれば、受講科目以外でもなんでも講師に質問できますよ。高校3年生の場合、平日は学校が終わると16~17時くらいに来校し、まずはみんな自習室に行きます。19時から授業を受けたあと、さらに残って自習する塾生も多いですね。土日祝も朝10時から夜23時まで開いているので、受験前はみんな長時間集中して自習に取り組んでいます。「自習室があるおかげで勉強時間がしっかり確保でき、自宅でやらなくても塾で完結できるから安心」と、保護者の皆様からも嬉しいお声をいただいています。
自習をサポートする「Kトレ」という学習システムもあるそうですね。
阿曽沼様Kトレは、日々の復習から弱点克服、実力養成まで可能な自習学習システムです。主要全科目に対応し、113分野・2,988単元・39,000ページ分もの問題演習に、好きなときに好きなだけ取り組むことができます。Kトレの進捗度合いや習熟度は、講師がパソコン上で確認していますが、塾生がやればやるほど目に見えて成績が上がっていくのがわかります。ですから、「自習で何をしたらいいのかわからない」という塾生には、とにかくKトレを勧めていますね。また、Kトレは受講科目以外でも利用可能なので、高校1~2年生では定期テスト対策に活用している塾生もたくさんいます。このように高学館では、「集団指導」と「個別指導」を組み合わせ、さらにKトレを使って自習室で勉強することで、最大の教育効果を引き出しています。
塾生にも保護者にも寄り添い、大学合格の先まで見据えた力を育成
保護者の方とは、普段どのようにやり取りされていますか。
阿曽沼様塾生の学習・生活指導においては、保護者の方との連携を大切にしています。そのため「集団指導」では、高学館の教育方針をご理解いただけるよう、塾長からのメッセージを含めた保護者向けニュースレターを定期的に送付しています。そして「個別指導」でも、学習内容・理解度・自習室の利用状況などを講師と塾生が振り返り、手書きで記入するカルテを作成して毎月送付しています。 また、高校2年生の冬からは、保護者会も開催しています。高校3年生は5月・7月・10月に保護者会を実施し、大学受験に関する最新ニュースはもちろん、受験生としての過ごし方や併願校の決め方など、タイミングに応じた情報をお伝えしています。
料金体系について気になる保護者も多いと思いますが、いかがでしょうか。
阿曽沼様高学館では、「集団指導」と「個別指導」をハイブリッドに組み合わせ、必要に応じて選べる料金体系となっています。定期テスト対策講座や季節ごとの集中講座も自由選択で、強制ではありません。また、講師に“質問し放題”の自習室や、39,000ページもの問題が“使い放題”の自習学習システム・Kトレは、追加費用無しでご利用いただけますので、総じてリーズナブルな料金システムとなっています。
最後に、塾生への想いをお聞かせください。
阿曽沼様私たちは、塾生たちが第一志望に現役で合格するための「学力」と「応用力」はもちろん、その先にある大学・大学院での学業や、さらには就職活動を経て社会人になった時にも役立つ「知力」と「自学力」を育成したいと考えています。大学合格はもちろん大きな目標ですが、長い人生から見れば決してゴールではありません。大学受験で頑張った経験を自信に変えて、今後の人生にとってプラスにしてほしいと願っています。今はまだ勉強に自信がなくても、やる気さえあれば大丈夫!第一志望合格に向けて、講師全員が全力でバックアップしていきます。
集団と個別を組み合わせたハイブリッド指導や、勉強効率を最大限に高める自習環境など、第一志望の現役合格を実現できる理由がよくわかりました。本日はありがとうございました。
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